生成AIが変えるファッション業界:OpenFashion が生成AIで牽引するファッション業界の未来

生成AIの波は、ビジネス界に大きな変革をもたらしています。しかし、どのように導入したらいいのか、と悩まれている方も多いのではないでしょうか。そんな中、ファッション業界で生成AIのパイオニアとして知られるOpenFashion社、代表取締役社長、上田徹様に、活用方法やビジョンについて伺いました。
(本ブログ内の画像は株式会社OpenFashion様にご提供いただきました。)

■OpenFashionの生成AI活用


OpenFashion社は生成AIを利用して、ファッション業界に特化した2つのメインプロジェクトを進めています。

Maison AI:文章生成AIと画像生成AIの両方を搭載した、ファッション業界に特化した総合生成AIツール。
accelerando.ai:生成AIを使ってデザインされた商品をオンデマンドで生産、その後ECで販売する新しいファッションブランドの試み。


ファッション業界にはビジネスとクリエイティブの両面の能力が要求される中で、生成AIはその両面を支援する事ができると考え、Maison AIを開発しました、と語っています。

※画像は開発中の画面のため変更の可能性があります

Stable Diffusion について:
Stable DiffusionはOpenFashion社の活動において、画像生成の部分で非常に重要な役割を果たしています。上田代表は、fine-tuningの機能を強く希望していると話しています。

ファッション業界の見解:
多くの業界関係者が現在、業務効率化の観点から、生成AIに関心を持っている一方で、ファッションは映像や音楽などの総合芸術であり、そこには生成AIの大きな可能性があると強調します。教育機関もこの動きを注目し、学生への教育方法を模索しているとのことでした。

未来への展望:
OpenFashion社は、今後もソリューション提供だけでなく、多くのファッション業界各社とのパートナーシップを深化させて、業界全体の進化を牽引していきたいとの考えを明かしています。特に、Fine-Tuning APIの導入により、よりカスタマイズされたソリューションを提供できることを期待しています。

最後に:
生成AIは、ビジネスの新しいフロンティアとなっており、OpenFashion社の取り組みはファッション業界において、その先駆けとして注目されています。このインタビューを通じて、多くのビジネスオーナーや業界関係者が新しい可能性を発見できることを期待しています。

※MaisonAIの画像生成機能は開発中のため仕様変更の可能性もございます。

■AIファッションプラットフォーム「OpenFashion」
https://jp.open-fashion.com/

■企業向け生成AIサービス「MaisonAI」
https://maisonai.io/

■未来のファッションブランド「accelerando.Ai」
https://jp.open-fashion.com/collections/accelerando-ai

上田徹 / TORU UEDA
株式会社OpenFashion代表取締役 / CEO
1982年熊本県出身。高校卒業後、ファッション販売員の経験、ニュージーランドでの語学留学を経て、帰国後にITの世界へ。独学でITを学び、国内外のIT企業などでPM、エンジニア、UI/UXデザインなどを経験。2014年に株式会社オムニスを設立し、サブスクリプション型ファッションレンタルサービス“SUSTINA(サスティナ)”を立ち上げ運営する。2018年のオムニスが株式会社ワールドのグループに参画した後には、ワールドのテクニカルアドバイザーを務めるなど、ファッションとITを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービスや、プロダクトの開発に取り組んでいる。一般社団法人東京ファッションデザイナー協議会(CFD TOKYO)AI部会長。

Previous
Previous

未来の建築、mignが切り開くAIの新地平

Next
Next

Stability AI が世界的な投資家グループから新たに投資を受け、Prem Akkaraju を CEO に任命