Stable Diffusion XL が「2023年度グッドデザイン・ベスト100」に選出されました
Stability AI による画像生成AIモデル「Stable Diffusion XL」がこのたび2023年度グッドデザイン・ベスト100 (主催:公益財団法人日本デザイン振興会) に選出されました。
Stability AI はこれからも「みんなのためのAI」のミッションのもと、よりよいモデルの開発に務めてまいります。
グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「Stable Diffusionは、個人の手の届く性能のPCでも動作させることができる画像生成AIを、いち早くソースコードからモデルまでオープンソースで公開したことで、社会に大きなインパクトをもたらした生成AIの潮流の源流の一つとなった。人間の創造性の領域にも踏み込む生成AIの登場が今後の社会にもたらす影響はまだ未知数な部分もあるものの、一部の企業や専門家が独占することなく、誰もが自由につくり、使うことができるAIというそのビジョンは、情報技術の革命をもたらしたインターネットやパーソナルコンピュータの登場時を彷彿とさせ、実際に世界中の研究者・エンジニアコミュニティを巻き込みながら開発が進められており、技術的な革新性と共にそうした新たなエコシステムを生んでいる点も評価した。」
グッドデザイン・ベスト100とは
グッドデザイン・ベスト100は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性などにおいて総合的に優れているとして高い評価を受けた100点です。今日におけるデザインの水準を高めるに相応しい、これからのモデルとなりうるデザインとして選出されました。
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/